LIL WAYNEは裁判所の火事のため昨日刑務所入りすることにはならなかった。その代わり３月２日、彼はJAY-Zの『BLUEPRINT 3』ツアーのニューヨーク公演でYOUNG JEEZYのステージに飛び入りした。MTVによると、彼の刑の執行は３月８日に変更されたそうだ。

「まさにここでみんなのためにすごいことをやらかすつもりなんだ」とJAY-Zは自分のセットがスタートしてから45分ほど経った頃、JEEZYが昇降機でステージに上がってくる前に観客に告げた。彼らのコラボ曲「REAL AS IT GETS」を一緒にパフォームしたあと、JAY-ZはJEEZYのソロ・パフォーマンスのためステージを下りたのだが、結局それはそんなに「ソロ」というわけではなかった。SHAWTY LOの「DEY KNOW」などの２，３のヴァースを吐き出したあと、JEEZYは「オレのダチのLIL WAYNEのために叫んでくれ――頑張れ！」と観客を煽った。それから彼がステージに人を招きたいと言うと、金色のタイツにぴっちりした黒いブレザー、トレードマークの黒とピンクのカツラを着けたNICKI MINAJが登場した。彼女は「BEDROCK」からのヴァースを披露し、観客に向かって「私のいけないビッチどもは何をしてるの？」と尋ねた。

その歌のあと、JEEZYはNICKIにステージにとどまっているように言い、「I’M GOIN’ IN」のビートが始まった。すると、LIL WAYNEがJAY-ZのROC BOYSバンドがプレイしているミニ・ステージから登場し、メインステージのJEEZYとMINAJに加わった。サプライズ出演に観客は熱狂した。

それから白づくめのDRAKEが登場。観客は、またもや大興奮で応えた。JEEZYがヴァースで締めくくると３人のラッパーたちは「オレは突っ込んでいく、突っ込んでいく、ハードにやるぜ！」とユニゾンで叫んだ。

「JEEZY、おまえは本物だ」とステージを下りる前にWAYNEが言うと「オレたちは100％あんたについてるよ」とJEEZYは応えた。